読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

High and dry

それが魔法というものなら 死ぬまで解けないかも

2016年に観たもの聴いたもの総括

02/08 ペトロールズ「On The Road Again」@TSUTAYA O-EAST
02/19 GRAPEVINE×Suchmos「SOMETHING SPECIAL」@恵比寿LIQUIDROOM


04/01 GRAPEVINE「tour 2016」@赤坂BLITZ
04/15 ORIGINAL LOVE presents「Love Jam」@Zepp DiverCity


05/07 GRAPEVINE「tour 2016」@横浜Bay Hall


06/11 NEWS「LIVE TOUR 2016 QUARTETTO」@東京ドーム
06/12 NEWS「LIVE TOUR 2016 QUARTETTO」@東京ドーム
06/19 GRAPEVINE「tour 2016」@Zepp DiverCity
06/23 小沢健二「魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ」@Zepp DiverCity


07/25 「ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン」@Bunkamuraシアターコクーン


08/26 GRAPEVINE×TRICERATOPS「IN A LIFETIME2016」@NHKホール


09/07 ペトロールズ「On The Road Again Again」@恵比寿LIQUIDROOM
09/17 GRAPEVINE×TRICERATOPS「IN A LIFETIME2016」@Zepp DiverCity


11/01 「かもめ」@東京芸術劇場プレイハウス
11/05 9mm Parabellum Bullet「tour 2016 "太陽が欲しいだけ"」(guest:GRAPEVINE)@豊洲PIT
11/08 MANIC STREET PREACHERS「"Everything Must Go" 20th Anniversary Tour」@新木場STUDIO COAST(Support Act:GRAPEVINE
11/22 小谷美紗子Trio×セカイイチ「Wordplay vol.46」@渋谷La.mama


12/02 「ふたりソウルショウ‐田島貴男×長岡亮介‐」@渋谷WWW X
12/15 syrup16g「tour 2016 HAIKAI」@Zepp Tokyo
12/21 ペトロールズ「On The Road Again Again」@新木場STUDIO COAST


特に聴いたものは……

hollow world

hollow world

ディストピア (通常盤[CD])

ディストピア (通常盤[CD])

Fantôme

Fantôme

アイム・アフター・タイム

アイム・アフター・タイム

好感度あげたい!

好感度あげたい!

D.A.N.

D.A.N.

こんな感じです、ジャニーズ以外だと。

来年…来年は……バインおじさんの20周年くらいにしか楽しみを見出せないな…。
それがあるだけいいか。

SMAP×SMAP最終回と、これから



中居さんの涙は見たくなかった。
中居さんの大好きなSMAPのことで、あんなにやりきれなさそうな、悲しい顔をさせたくなかった。
そして中居さんの、真っ白くなった手の平と真っ赤になった指先に、この人たちの中でもまだなんにも終わっちゃいないんだと思いました。
あの手の振りは、わたしには「またね」の合図に見えた。「今はこれが精一杯だけど、それでも、またね」って言われた気がしました。
これはSMAPとどう関わってきたかによって見方も印象も変わるでしょう。何が正しくて何が間違っているというものではないと思います。

そしてわたしは慎吾くんが特に好きなのでどうしても慎吾くん贔屓になってしまうのだけど、明らかに泣くのを堪えているのが見て取れたのが、泣くのを我慢するときの癖が、心配で心配で……がんばって、泣かないで、って、テレビを見ていてそこに出ている人を見ていてあんなに祈ったことはないです。こんなにひどいことには泣いたっていいんだよとは咄嗟に言えなくて、それが申し訳なくもあった。なんか…うん、なんだろうな、この気持ちは。
慎吾くんは中居さんと木村さんの年上ふたりから「いちばん大人」「いちばんのしっかり者」と言われるくらい、周りが見えて自分の気持ちを抑えることのできる人だけど、でもやっぱりSMAPの末っ子なんです。優しくて繊細なこの人が、どうかこれ以上傷つかないように、少しでも心穏やかに笑顔でいられますようにと、祈るしかできなかった。

だけどみんな泣いてたね。
吾郎さんもつよぽんも木村さんも堪えてくれたけど、みんな泣いてた。


最後まで5人で何かを語ることをしなかったSMAP
「語らせてもらえなかった」のか「敢えて語らなかった」のか、そんなのはもうどっちでもいいです。
ただ「何も語っていない」という事実があるだけ。そしてそのことがわたしを少しだけ救ってくれます。

これでぜんぶ終わりだなんてまったく思えないのです。
何年かかるかわからないけれど、何年かかってもいいから、きっと5人で戻ってきてね。
そう思い続けて生きていこう。
それまでちゃんと生きよう。
そういう、ある意味人生の目標はできたけど。

ただなあ……歌って踊るSMAPが見られない、全員40代のSMAPが見られない、あんなにかっこよくて美しい5人のステージが見られない、そこに関してはいつまでもメソメソしていくと思う。

ほんとうに悔しいし、さみしい。

SMAP×椎名林檎の初コラボレーションを見て万感胸に迫る兼ヲタの話

はい。
みなさん、昨日はスマスマ見ましたか?
「S-LIVE」は見ましたか?

わたしは昨日の記事をアップしたあと、書くだけ書いたらちょっとスッキリして、なんなら放送を楽しみにする余裕まで生まれて、そのままのテンションで帰宅後『逆輸入~港湾局~』リリース時の特番で椎名さんが「青春の瞬き」や「真夏の脱獄者」について語っているところを見返して、途端に「待ってやっぱりこれだめじゃない!?すでにしんどいよ!?」ってなって結局まったく余裕のないまま22時を迎えました。


タモリさん来店のビストロ、すごくよかったですよね。
終始涙目で、ゲラッゲラ笑いながら、たまに泣きながら、楽しく見ました。
SMAPはタモさんと一緒にいるときだけ子供に戻れるんだよなあ…。タモスマ、大好きです。


で、まあ、S-LIVEですけど。

何目線だよ?何様だよ??って自分でも思うのだけど思いつつ言ってしまうのだけど、「よくやってくれたなあ」と思った。SMAPも椎名さんもよくやってくれた、あなたたちはすごい、と。

「青春の瞬き」という曲は、もちろん別れの歌と言って相違ないんだけれども、過ぎ行く時間の美しさやそこにある言い知れぬさみしさを描いていると思っていて、その無常さこそがこの曲のメッセージだと思うんですね。*1 決して、別れの前で立ち止まって哀しみにくれる「だけ」の歌ではない。

その無常さをSMAPが全身で体現/表現していたから、それを感じ取ってしまったから、ぐうの音も出ないほど打ちのめされてしまった。もうなんも言えん。これでは。

もっともっと痛々しい、悲壮感すら漂う歌になるかもしれないと思っていた。
だけど全然違った。
あんなに静かで、物悲しくてさみしい、美しい歌になるなんて。
あれは腹を括った人にしか纏えない美しさだった。

だからってわたしも一緒に腹を括れるかって言ったらそんなことはなくて、やっぱり悲しいし何ひとつ諦めたり受け入れたりできないけど、それとは全然別のところで、ああSMAPとスマスマスタッフはここまで来られたんだ、と思って、少し、ほんの少しだけ安心した。いいとか悪いとかではなくてね。

SMAPに、「今正に僕ら目指していた場所へ辿り着いたんだ」と歌われることが怖かった。どんな顔してそれを歌うの?どんな顔してそれを聴けばいいの?と思っていたから。
だけどSMAPは満身創痍で辿り着いたのかもしれないなあ……SMAPは一度死ぬんだ、というゴールに。*2

うーー。でもやっぱり嫌だそんなの。辛い。

わたしはこの曲の根幹にあるものを本当にはわかっていなかったんだなあ。
あんなにたくさん聴いてきたのに、体に刻まれてはいなかったんだ。
昨日のSMAPに刻まれてしまった。叩き込まれてしまった。もう「教えられた」とか生易しいもんじゃなくて「叩き込まれた」レベルでそれをやってのけるのが、この期に及んで、どうしたって、わたしの好きなSMAPで……ちくしょうこんなに大好きなのになんで、ってまた思うんですけど。


管楽器のアレンジと演奏でも参加していた村田陽一先生のツイート。*3
『逆輸入』の音源には管楽器が入っていないし、バックの演奏もCDと違うなとは思ったのだけど、百鬼夜行バージョンだったとは気がつかなかった…聴いたことあるじゃんね…。

あれはツアーのためのアレンジだから、こうやってテレビ等で使うための完パケ音源をそのときに録っているとは思えないので、たぶん、バックトラックはこのために新たに録音したんですよね?そして管楽器のお三方には収録に参加してもらって、生演奏で。

椎名さんがSMAPと視聴者のために用意した最新のオートクチュール
いつもの仕事、いつもの流儀が、ここにもちゃんと貫かれている。泣いちゃうよ。


椎名さん、出てくれてありがとう。

f:id:april7sg:20161220163445j:plain

*1:だから原曲で椎名さんは、栗山千明嬢が一秒ごとに大人になっていくその姿を過ぎ行く時間(青春)になぞらえて、彼女に託した。

*2:自ら命を絶つのか、誰かに殺されるのか…わからないけれど。

*3:村田先生は「華麗なる逆襲」のアレンジはもちろん、「Fly」のホーンアレンジもされていました。