High and dry

それが魔法というものなら 死ぬまで解けないかも

そして父になる(是枝裕和/2013)

いま、帰り道にこれを書いていて、なんかこういてもたってもいられないわけで、落ち着いたところでいい感想が書けそうにもないわけで、ひたすら、よかったな…ほんとによかったなあ…って、ううう、是枝さん好きです(告白)

静かに淡々と観ていたつもりが、エンドロールで気持ちが高ぶるというか、この、ぜんぶ終わってからじわじわどかーん! とくる感じというか、とにかくもう胸が詰まって苦しいやらあたたかいやら、どうしましょうかね、これね…是枝さーーーん。泣。

はー…。

先行上映は、本編の前にカンヌ映画祭に密着した映像が少し流れるんだけど、上映後のスタンディングオベーションがまごうことなきスタンディングオベーションで、よく「いつまで続くんだろうと思うくらい」って聞くけどほんとにそうで、それを見ただけでもカンヌの熱気を感じられて、本編を観る前にすでにグッときてた。

あとは、そうだな、メインキャスト以外なにも知らないで観たから、是枝作品の常連さんが続々出てきてわあわあしました。夏八木さん!><

あとは、あとはね、わたしのふたつ隣に座っていたカップルがふたり揃ってぐずぐずに泣いてて、是枝映画でぐずぐずに泣けるカップル、うらやましいなって思いました。余談すぎる。