High and dry

それが魔法というものなら 死ぬまで解けないかも

GRAPEVINE@横浜BLITZ

GRAPEVINE tour 2013」 2013.6.2 横浜BLITZ

セットリストのみです。
感想はまた後日! 書く!!

※6/15追記
遅まきながら。

初日のAXから約一か月、セットリストもマイナーチェンジしてAXよりは好みだなと思ったけれど、順番を入れ替えたり曲を入れ替えたりしても流れる雰囲気は大きくは変わっていないです。
で、わたしはそういう、今回のツアーの不思議セットリストに旨みを感じられないので、真っ直ぐに「良かった!」とも言えないし、では悪かったのかと言われれば「そういうことでもない」と思うし、なのでなんて感想を言ったらいいのかちょっとよくわからない。

レコ発ツアーならではの関心事といえば新譜の曲以外では何を入れてくるのか? だけど、基本的にはもう、何をやられてもかっこいーな! と思うし嬉しいです。わたしにとってグレイプバインとはそういうバンドです*1
なので一曲単位でみると、それはそれは、すっごくおもしろい。一曲ごとに感じ入るものがあって、一曲ごとに発見がある。でも通して聴いていると、なんとなく「これじゃない」感……うーん違うな、「これじゃなくても」感がある。ライブ一本通してのストーリー性が云々というところとは違う物語(流れ)なんだと頭ではわかっていても。

少々大げさな言い方になりますが、グレイプバインが大好きなわたしは許せても、『愚かな者の語ること』が大好きなわたしは許せない。そんな感じ。

ひとりで勝手に位置取りをして勝手にやる気満々で、そうしたら待ち構えていた場所とはぜんぜん違うところにボールが飛んできたもんだから「そっちに飛ばすなんて聞いてない!」って、つい言いたくなってしまった。
ご本人たちに直接言うのは叶わないから、ここで言わせていただくね。それに、勝手に一喜一憂するのも楽しみのひとつなのだから。

なんだ。
楽しみと捉えることができる。じゃあなんの問題もないね。


そんな思いの中、無心の歌と1977だけは今か今かと心待ちにして観ている自分がいました。わたしは今回、この2曲を聴くために足を運んでいるのだなと、そう言い切ってもいいやと、かなり本気で思っている。
いつの間にか、なんだか特別なスペースに入り込んでしまった2曲です。



【セットリスト】

1.なしくずしの愛
2.冥王星
3.MISOGI
4.スイマー
5.作家の顛末
6.NOS
7.迷信
8.うわばみ
9.Pity on the boulevard
10.コヨーテ
11.ピカロ
12.太陽と銃声
13.われら
14.1977
15.Wants
16.ナポリを見て死ね
17.フラニーと同意
18.無心の歌
19.片側一車線の夢
20.虎を放つ

−en.−
21.I must be high
22.白日
23.Reverb

*1:FLYはあと5年くらい聴かなくてもいいけれど(根に持つタイプ)。