High and dry

それが魔法というものなら 死ぬまで解けないかも

読書記録-2015年6月-

ざらざら/川上弘美
月と雷/角田光代
ちょうちんそで/江國香織
最果てアーケード/小川洋子


女性作家月間ですね。たまたまですけど。

「ちょうちんそで」がすごく好きなタイプの江國本だったなあ。
もっと読んでいたかった。

「月と雷」は、読み始めてすぐくらいで、これをドーンと真正面から食らってしまったら危ない、と脳が拒否して(笑)、薄目で読む、でもずんずん読む、みたいな感じで読了しました。

ハマりたいのかハマりたくないのかどっちなんだ!(笑)

もう、こういうものを書くときの角田さんの怖さったらない。
自分でも気づいていなかった、ううん違うな、見て見ぬふりをしていた自分の中の穴ぐらに迷いなく入り込んでこられるようで、すごく怖い。

…でも、読んでしまうんですよねえ。