High and dry

それが魔法というものなら 死ぬまで解けないかも

椎名林檎 ひょっとしてレコ発2018@カルッツかわさき

椎名林檎「ひょっとしてレコ発2018」2018.3.7@カルッツかわさき

 

来たぜ川崎、来たぜわたし的初日!

 

これに尽きる。以上。と言ってしまいたいくらい胸がいっぱいなんだけど、もうちょっとだけ書く。がっつりネタバレしているのでお気をつけくださいね。

 

 

 

 

 

もうセトリから書いちゃうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【セットリスト】

1.人生は思い通り

2.おいしい季節

3.色恋沙汰

4.ギブス

5.意識

6.JL005便で

7.弁解ドビュッシー

8.少女ロボット

9.浴室

10.薄ら氷心中

11.暗夜の心中立て

12.枯葉

13.眩暈

14.おとなの掟

15.重金属製の女

16.静かなる逆襲

17.華麗なる逆襲

18.孤独のあかつき

19.自由へ道連れ

20.人生は夢だらけ

‐en.‐

21.丸の内サディスティック

22.NIPPON

23.野性の同盟

 

オープニングの3分前のカウントダウンとスペースシャトル打ち上げの映像を見た時点でもう好きだわと思った。「おいしい季節」の照明がいい仕事しすぎていて(美しかった…)早速泣いたし、久しぶりの「ギブス」と「意識」には大いに心を鷲掴みにされた。

「JL005便で」のイントロとともに、後ろのビジョンにバンドメンバーやスタッフクレジットが流れ今ツアーの本当のタイトルが椎名林檎と彼奴等の居る 真空地帯-AIR POCKET-」であることが判明するんだけど、これがまた超かっこよくて痺れる。全身で「なるほど!」と理解して思わず唸った。あの気持ちよさたるや!

 

「枯葉」と「眩暈」を挟んでからの後半の畳み掛けっぷりもめちゃくちゃよかったです。前半・後半のコントラストの鮮やかさ、今回は特に群を抜いているんじゃないかな。

 

「静かなる逆襲」からの「華麗なる逆襲」という逆襲つなぎが嬉しくて思わず声が出てしまったし、そこからの「孤独のあかつき」と「自由へ道連れ」で馬鹿みたいに泣いてしまった。ちょっとあまりにも歌詞が突き刺さって、眩しくて、それから、SMAPのことを思わずにいられなくて。ごめん、スマオタなので。

 

そんでもって「眩暈」ですよ。今回いちばんの鷲掴みポイント。

わたしほんっとうにこの曲が好きで、たぶん椎名さんの曲の中でいちばん好きと言ってもいいと思う。だけど生で聴けるときなんか来ないと思っていたから、今もまだ半信半疑だ。ゆ、夢じゃありませんように…。班勢調査*1を毎回真面目に回答してきてよかったー!と思った。

 

なんていうか、もう、たまんないよなあ、って。べつにこのツアーは20周年記念を謳ったものではないけれど、音、表現、培ってきたもの…いろんなものを纏ったり逆に身軽になったりして20年やってきて、今このセトリこのライブ、っていうのにわたしは思いっきりやられてしまった。

椎名さんのライブ観てて、かっこいいなあとか面白いなあとかかっ飛ばしてんなー!と思うことは何度もあったけど、いとおしいなあと思ったのは初めてだ。20年聴き続けてきてよかった、20年ずっと好きでよかった。嬉しい、こんな最高なの観れて。

 

あと5回はおかわりしたい感じなんだけど、今のところあと1回しか行けないの、まじでつらい。

*1:林檎班(FC)の班員対象アンケート。椎名林檎にまつわるものからまつわらないものまで、毎回様々な設問がある。