High and dry

それが魔法というものなら 死ぬまで解けないかも

KIYOSHI RYUJIN ALBUM TOUR 2019@eplus LIVING ROOM CAFE&DINING

竜人くんの音楽を聴いていると、ああ今日も着々と死に向かっているなあと思えて、安心する。そこにネガティブな感情は少しもなくて、むしろ自分がいま確かに生きているという何よりの実感であり、もしかしたら、執着でもあるかもしれない。

というようなことを、アンコールの「イザベラ」を聴きながら思った。

 

2月のアコースティックツアーのときにも感じたんだけれど、「PEOPLE」収録楽曲の歌詞がリリース当時よりもずっとずっと切実に胸に迫ってくる。自分のなかで楽曲に対する理解が深まったのもあるだろうけど、それ以上に、否応なしに現実のこの社会と重ね合わせてしまう、リンクしてしまう、今はきっとそういう時代なんだなと思う。

 

 

【セットリスト】

1.サン・フェルナンドまで連れていって

2.抱きしめたって、近過ぎて

3.25時のBirthday

4.私は私と浮気をするのよ

5.馬鹿真面目

6.涙雨サヨ・ナラ

7.痛いよ

8.TIME OVER

9.平成の男

10.Morning Sun

11.Selfish

12.All My Life

13.青春は美しい

-en.-

14.ジョン・L・フライの嘘

15.イザベラ

16.あいつは死んであの子は産まれた